Articles

国民栄誉賞~この国は?

In Uncategorized on 9月 9, 2011 by nows22

なでしこジャパンが国民栄誉賞を授与されて現在はロンドンオリンピックに向けて一心不乱であります。しかし、ここで敢えてひとつ疑問を投げかけてみます。スポーツや娯楽に対する賞は大事なものとは考えますが、しかしながらそれは国家が率先して行うことでしょうか?

スペインのアストゥリアス皇太子基金は9月7日、今年の同皇太子賞の「共存共栄賞」を 福島第1原発事故の現場で、事故の拡大を防ぐため献身的な働きをした東京電力や その下請け作業員、消防、自衛隊員らの「フクシマの英雄たち」に授与すると発表しました。 同基金は授賞理由を「勇敢で模範的な行為」とし「自らの命を犠牲にしてでも津波による原発の惨禍を避けようと闘ったとして、 彼らは人間としての卓越した価値を示してくれた」と評価したものです。この賞では東電は蛇足で外すべきですが、確かに下請け作業員等の働きは評価に値するものといってよいでしょう。しかし、何故本国では取り立てて彼らに敬意を表わさないのでしょうか。

全体主義国家は別にして、本来スポーツは個人的なもので見るものからすれば娯楽でもあり確かに勇気づけられるものでもあります。しかし、国家が干渉すべき対象はスポーツではないはずです。それをしているのは政治家や政党の単なる人気取りなのでしょう。言い換えると、落ち目の政党と暗い社会に対峙して景気づけに花火を打ち上げているようです。命や健康を呈して国を守るものの評価を優先せず、国民の娯楽の人気者を評価するのが国家の仕事でしょうか?

米国でも欧州でも国家の防衛のために戦死した戦士は英雄として国家元首がその棺を前に首を垂れるのが常識となってます。国のために命や健康を差し出した人々は、国家がその行為に尊敬の念をあらわすのです。大英国勲章を取り上げてみましょう。政府つまり国家ではなく王室が行うものであり政治とはかけ離れています。かつてビートルズも受賞をしましたが、その国家財政と貿易収支への貢献度と世界に向けて愛と平和を歌い英国初の世界一の存在としてその地位がゆるぎないものとして授与されました。英国ではサッカーやラグビーが世界大会で優勝したとしても、あくまで国内の喜びであり他の国の人々にはほとんど関係が無いので取り立ててこのレベルの賞はありません。

この国の国民もマスコミもこの国民栄誉賞というもの自体がおかしいとは思わないのでしょうか?日本には皇室があります。文化や国家の誇るべき人材に対しては皇室でも受賞がありますが、なぜ国民栄誉賞は政府が行うのでしょうか。政府が表彰すべきは国民の命や国家の安全のために貢献した人々ではないでしょうか?防衛以外で他の国を負かして本国が勝ったことに国家が干渉すべきことでしょうか?ナチス政権下のドイツもスポーツや映画を政治宣伝に利用したことも思い起こしてみてはよいのではないでしょうか?

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。