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日本企業と外国企業、文化と仕事の進め方、ものの考え方

In Uncategorized on 12月 10, 2011 by nows22

私は現在ある米国の組織と東京都内でプロジェクトに関わっています。私は今まで日本企業・外資・日本に派遣された外国の会社の部門という三種の組織でまたは組織と働いたことがあります。一番目がもちろん日本文化、三番目が外国の文化、真ん中の外資がその真ん中ですが、日本人と外国人の占める率などによって色が変わってきます。

今回は久しぶりに三つ目のパターンで働いていますが、気が付いたことがあります。私は欧米やインドの人たちの仕事と馬が合うらしく、おそらく普通の日本企業の仕事のスピードより2倍から30倍位の速さで仕事が進むし、多少経験がなかったり、その場必要な能力がある人がいなかったりしても付け焼刃でどんどん作業が進んでいきます。間違ってもいいのです。どんどん立ち向かっていきます。それでは内容がてきとうなのでしょうか。それはYesでありNoであります。彼らはお化けの様に漠然としたところから全体の理解から始めます。そして徐々に詳細に近づくのです。これはある意味効率がよく、別の意味でいえばそれができない人はお役御免とも言えます。

私個人は、外国企業と一緒に働くという場合にぴったりと上手くいくことが多いです。他の普通の日本人にはできないようなことの結果も高く出します。日本企業は、ここの資料のこの数字の意味は、誰がこういう発言をした、あの作業の量は、など細部からはじまるのです。私はこういうのはあまり得意ではなく全体を掴みながら物事を考えていくので細部を聞かれても覚えてない、聞いてない(忘れているのかも)、そうだったかな、といった状態で日系企業では信頼を勝ち取れないことも多々あります。私は、日本ではよく「変わっている」と言われ変人の一部らしいのですが、海外にいくと普通の人となるのも不思議です。

実際、欧米やインドの組織の方が効率が良いのです。組織の人全員がだんだんと全体を把握してくるので上方の疎通がうまくいき、仕事が格段に早く進むので早く帰れるので次の日まで疲れを残すことがあまりありません(個人差、組織の内容によって違いもありますがここでは総論の話です)。日系企業で働く欧米やインドより来た人々の苦労が分かります。反対に問題なのは海外に進出する日本企業です。東南アジアのように日本企業が生産などの指導してきた国はまだ良いのですが、それ以外であると細部より攻めて全体をまとめるのは時間もかかるし彼らの私生活や会社外の活動にも影響してくるので海外進出した日本企業で働く現地人は辟易することも多いと思います。欧米・インドなどに進出する際は語学よりも文化の差が大きな問題となります。仕事のやり方というか、物事の捕え方自体が違うので、いろいろな行き違いが出てきます。そのため私も日本企業の進出の事業の相談役を手掛けています。

日本企業が日本で活動をするには、いままでの人材の根本的考え方を変えて大変大きな変革をするのはかなり無理があると思います。人をここまで変えるにはおそらく過半数以上を外国人とする日本企業にしないと無理とも思えます。時間がかかって人がストレスを抱えてもいままでどうりに細部から攻めていかざるをえないかもしれません。しかし、海外に進出する企業は(特に東アジア以外に)、この問題をどうするかがポイントです。海外で現地人に経営も任せて、管理も業績もよくなり「よかった、よかった」という場合でも日本本社との間に壁ができてきます。今回書いたことを知らない人と知っている人では国際人としての感覚も格段に違ってくると思います。

 

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