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少子高齢化の進む日本では、女性という最大の資産を活用すべし

In Uncategorized on 10月 22, 2012 by nows22

左の資料は英国エコノミスト誌のものであり、2011年のアジアの女性の労働市場での状況を示すものです。まず右に関して、仕事を持っている日本女性の率はアジアでは中くらいの位置にあります。しかしながら左のグラフを見てみると、濃い青の女性の取締役会に属する役員については韓国に次いで低い約2%、薄い青の女性の執行役員に関しては最低の約1%となっております。女性の管理職が男性に対して6割を超すフィリピンと言う特異な例もありますが、アジア以外に目をむければさらに女性の社会進出は進んでおり、日本と韓国以外の先進国では3割台から4割台の女性の管理職の率が普通となっております。

慶応義塾大学の津谷典子教授の指摘によれば、女性が子供を産めば生むほど働きに出る率が低くなる、との認識は30年ほど過去のもので、21世紀の常識は女性が沢山生むほど、しっかり社会で働くというものに変わっているとのことです。日本では少子高齢化が世界で最も加速しているにも関わらず女性の社会進出が制度面でも文化面でも遅れております。女性がしっかり働ける環境を作り、企業による研修や教育の機会を与え、その能力と実績をしっかり評価していかなければなりません。人材はすぐには成長できません。いろいろな機会を与えても数年や十数年をかけて育成しなければなりません。職場と家庭における男性と女性自身の意識も変えていかねばなりません。特に日本では、30年も高度成長が続いた時期があるため女性の専業主婦化がすっかり文化に溶け込んでしまい、主婦達がそこから知的または技術の必要な職種へ抜け出すのは至難の業です。時間が掛かるので行政や立法はこれらのことを踏まえて、今すぐ始める必要があります。いきなり企業に3割以上の女性の取締役を押し付けては男性はおろかまだ企業人としての成長をしつくしていない女性からも反発がでてくるのは必至だからです。

男性も長時間労働やサービス残業・夜の付き合いなどで家族で話したり子供を教育する機会を失っているので、その働く時間を女性に分け与えることができればより健全な家庭を築くことも可能でしょう。そして男性もPTAを通して学校教育にもかかわるべきです。これは日本人の労働効率が低いのではないかという指摘にもかかわってきます。知的な働きが多くの価値を生む現代では長時間労働は頭脳の働きを阻む敵であり、この点からも女性の職場での活躍が期待されます。

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