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ゲーム理論による軍備と戦争

In Uncategorized on 9月 14, 2015 by nows22

 

A.. B: Peace War
Peace ( 2, 2) ( 0, 3)
War ( 3, 0) ( 1, 1)

出展:https://en.wikipedia.org/wiki/Peace_war_game

安倍政権による安保体制と憲法および自衛隊のあり方は、目下国民の最も不安を感じている要因でしょう。一方、中国による尖閣諸島への脅威、および東シナ海における周辺国との軋轢、そしてたゆまぬ軍事拡張で日本のみならず東南アジア諸国にも脅威を与えているのは事実であり、その力を誇示するがごとく、過去の対日抗戦をたたえた軍事ショーまでやってのけています。こちらも大きな不安を与えてくる要因です。

さて、上の表は、ゲーム理論による2国間の平和と戦争の表です。Aは日本、Bを中国と考えてもよいです。(Aの数字、Bの数字)と見て、平和(Peace)でいる意思と行動がある場合と、戦争(War)を起こす意思と行動がある場合を示してます。そして、数字は両国の持つ資産と考えてみましょう。

平和を望みそう行動するならば、お互いにとって足せば最大の利益があります。それでは、平和を採ればよいのですが、もし平和を望み行動する相手に対し、戦争で自分の資産を一部失っても相手の一部失った資産を奪い取れば、前者は全て失い、後者は平和時以上の資産を持つことができます。しかし、両方とも戦争を採れば、双方共に資産を失ってしまいます。相手がどちらを採るかわからない場合は、戦争をせずに軍備を用意するとよいのでしょうか。0にはなりたくありません。

ゲーム理論に則る限り、日本の軍拡反対と開戦反対では、相手の出方次第では一番右上となってしまいます。しかしながら、これを容認すると相手の出方次第では一番右下となり双方が傷ついてしまいます。お互いに論戦を張っても単純には結果はでないでしょう。
前提を変えましょう。条約があれば平和が保たれるでしょうか。これが万全ではないことは、日ソ不可侵条約を破って北方領土を実効支配してしまった当時のソビエト連邦とそれを引き継いだロシアという実例があります。

孔子の言葉に、「戦争の達人とは、戦わずして敵を抑え込む者である」といいますが、実際の問題として、JFK、キューバ危機の際のケネディ大統領の軍拡をに頼らず交渉と仕掛けで危機を乗り越えたレベルでしょうか。しかし、どれだけの指導者がこれができるでしょうか。いくらケネディ大統領でも相手がファシストや狂人では無理だったでしょう。

繰り返します。Bも経済の結びつきを壊して、(1,1)になれば、自国が落ちぶれるのであれば、なにもしない方がよい。しかし、それでもなお相手がPeaceであればWarの容易のあるBは簡単に経済のパイを増やせるという野望を果たせます。

「まっすぐ相手を見て交渉と仕掛けを行い、いざという時のWarの用意はしつつ、Peaceを常に求める。」安倍政権はこれを言いたいのかもしれません。しかしながら、これも結論とは言いきれません。結論が出せないからこそ、我々国民は議論をして、考え、政府の動きを監視し、そのためにマスコミを手の中に抑えなければなりません。体制ではどうしようもないのであれば、孔子ではありませんが、人的資産に頼らなければならないのかもしれません。バランス調整役の政治家ではできません。だからといって、ヒトラーを選んではいけませんし、ケネディを選ぶ目をもたなければならないのかもしれません。それでも相手次第で、万能策はないのでしょう。

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